『知識ゼロからのRPA入門』を執筆させていただきました。
著者は、RPAテクノロジーズ株式会社の大角暢之社長です。私の立場は、いわゆるゴーストライター、大角社長のお考えを文章に形作っていくことですね。
先日、秋元通信に「ホームページが必要な理由」という記事を書きました。
そもそも、会社にWebサイトは必要なんでしょうか?
そもそも、運送会社にWebサイトは必要なんでしょうか?
この記事を書いた経緯をご紹介しつつ、本記事を振り返りたいと思います。
コンサルタントというビジネスにおいて、全体最適化と部分最適化の違いが、ビジネス上の(※「コンサルティング上の」ではないので注意)分岐点となることがあります。
そのあたり、感じたことをぼやいてみました。
皆さんにとっての2015年は、どんな年でしたか?
私にとって、独立起業して3年目となった今年。
私自身にとっても、私が主戦場とする物流業界においても、転機の萌芽が見えた2015年であったと考えています。
おりしも、「デジタル・アメリカ:持つ者と、もっと持つ者の物語」という記事が注目を集めています。
同記事を取り上げながら、私の2015年をふりかえり、そして2016年について、お話しいたしましょう。
ニトリのネットショップが、不具合を起こしているようです。
本来、同ネットショップは、6月17日にサイトリニューアルされ、公開されるはずでしたが、リニューアル後発覚した不具合により、本記事作成時点で6日を経過しているにもかかわらず、Webサイトをクローズした状態が続いています。
原因は、リニューアルの目玉であった配送計画システムとの連携に問題がある可能性があります。
今回は、ニトリの特徴的な物流運用体制を取り上げつつ、本件不具合とシステム企画開発の「自前主義」について考えます。
アルケミートレード株式会社のブログ「あるけみ日記」に、物流企業向けに「モバイルフレンドリー」に関して噛み砕いて解説した記事をアップしました。
「良薬口に苦し」
→ よくきく薬は苦くて飲みにくい。本当に自分のためを思ってしてくれる忠告は,ありがたいが聞くのがつらい。(Weblioから)
だけど、良い薬だって、副作用はあるわけです。
例えば、タミフルなんて、インフルエンザに守り神的な崇められ方(言い過ぎ? 笑)をされていますが、児童、幼児に処方した場合、異常行動を起こすなんて悲劇的な事故も発生しているわけですし...
今回、コンテンツマーケティングに関し、とても良質な記事を見つけました。
「ただし...!」というところで、その記事を肴に、僕の考え(ポリシーかな)を綴ってみます。
「コンテンツSEO」の重要性が見直されている昨今。
会社から、「企業Blogを開始するから、君これから定期的に記事書いてね!」なんて言われ、頭を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事は、記事のネタ探しに困っているあなたのヒントになるべく、世にあるBlog記事の内容をタイプ別に分類してみました。
Googleドライブで共有可能なマインドマップ 「MindMup」(https://www.mindmup.com/)について、ご紹介します。
「MindMup」、共有が可能なだけではなくて、リアルタイムにマインドマップの編集も可能です。例えば、GoogleHangoutでオンラインミーティングを行う際など、ネット上で議論を行ううえでとても有用なツールだと感じました。
カーナビがすっかり普及し、今やスマートフォンでも当たり前にナビゲーション機能が使える時代。
その反面、「ナビに頼っているから、ぜんぜん道が覚えられない」なんて話も聞きます。
今回は、ナビゲーションを使っていても、道を覚える方法です。
方法はごくごく簡単。
Facebookページのイベントに、おかしなことが発生しています。
招待もしていない人が、本人の意志(操作)とは無関係に、「参加予定」、「未定」、「招待済み」に表示されてしまうケースが発生しています。
ベネッセの個人情報流出事件に関し、ベネッセが被害者に対する金銭による補償を行わないとしています。
今回は、このコトについて考えてみたいと思います。
先日、政府がパーソナルデータの利用方法に関連する個人情報保護法の改正に向けた大綱案をまとめました。大綱案には、「本人同意を得なくても第三者提供や目的外利用ができる『個人特定性低減データ』」という、ちょっと聞き慣れない表現があります。
『同意がなくても個人情報が利用されちゃうの!?!?』
ドキッとしてしまいますが...
今回は、最近話題になりつつある「パーソナルデータ」ですが、これが利用される危険性について、まとめたいと思います。
興味深い記事がありました。
◇社員の生産性を効果的に監視するための4原則
http://www.lifehacker.jp/2014/05/140511big_brother.html
社員の動態管理を行うことによって、業務生産性をあげようという取り組みですね。
『ヨーロッパのスーパーマーケットチェーンTesco社は、従業員に電子機器のついたアームバンドを着用させました。従業員たちが倉庫を歩きまわる速度を調べるためです。従業員たちは、トイレに行く回数まで監視されていると不満を漏らしています。』
記事中では、この事例を『気分が悪くなる事例』として一刀両断しています。
僕はこのような「動態管理ツール」をご提案し、企業内で活用していただくことを生業としています。
確かにこのようなツールを、「監視のためのアイテム」と捉え、生理的に嫌悪するお客様はいらっしゃいます。しかしながら、少なくとも運送業界においては、「動態管理ツール」は今後さらに導入が進み、物流現場の生産性向上のための必須アイテムになっていくことと思います。
理由は簡単。
生産性向上、ここまでやらないと、もうやれることはいくらもないんですよ、物流の現場においては。
もうひとつ。
「動く」というのは、運送の根本。それゆえに人の経験と勘が重要だと考えられているからです。
カーナビを使わないドライバー、配車システムを使用しない配車マン、つまり職人気質が邪魔をして、システム化や業務改善が進んでいない聖域とも言えるからです。
僕の経験上の感覚でしかありませんが、動態管理システムを導入した運送会社は、ほぼ100%業務改善/生産性向上のネタを掴んでいます。
動態管理システムを導入したにもかかわらず、生産性向上につながっていない会社があるとしたら、それは検証と分析を怠っているからです。
逆に言えば、トイレに行く回数を知られたところで問題があるのでしょうか?
もしかしたら、トイレにいく回数を定量的/継続的に記録することで、病気の兆候が発見できるかもしれませんよ。
まあ、トラックの動態管理と人のそれは異なる部分もありますし、『仕事以外の活動まで監視する企業』は間違いなく非難されるべきだと思いますが。
動態管理ツールを毛嫌いしすぎるのは、せっかくの業務生産性向上のチャンスをフイにする結果になるのではないかと、僕は思います。
さて、昨日の『【初心者向け】iPhoneとAndroidはどう違う? 』に引き続いて、今回は中上級者編です。
◇では、いわゆる上級者に対しては、どう回答する?
以下は、僕が考えているiPhoneとAndroidの違いであり、それぞれの優位性であり、もっと端的に言えば、
「僕がお客さんに、iPhoneとAndroidのどちらをお勧めするかの判断基準」
でもあります。
これが僕の基本スタンスです。
例えば、先日弊社がスマホアプリタイプの動態管理システムをご提案、ご導入いただいた会社には、iPhoneを導入させていただきました。
理由はいくつかありますが、最大の理由は、スマホを実際に利用するドライバーさんへのサポートが楽だというのが最大の理由。
ユーザビリティが、iPhoneのほうが高いから、ということではありません。
一方で、ものすごく不安なのは、iPhoneの画面の小ささ。
以前、iPhoneを導入した運送会社では、その画面の小ささに老眼の始まったドライバーから、泣きが入ったことがありました。
判断材料は他にもありましたが、結果、今回はサポートする側の都合を優先し、iPhone導入をご提案しました。
「iPhoneとAndroidはどう違う?」
ベッタベタなテーマですが、あなたがこの質問をする当人の場合は、よくよく回答者に気をつけるべきだと思います。
特に、この質問の先に、あなた、もしくはあなたの会社自身が、iPhoneないしAndroid端末の購入を前提としているのであれば、なおさらです。
世の中には、強烈なiPhone信者、Android信者がそれぞれいます。
特に、iPhone信者の人は...、極端な発言をすることが多いかなぁ...(僕の経験上の感覚ですけど)
それほどの差はないです、性能として。
むしろ、「何のために購入するのか?」の適材適所を考慮すべきでしょうね。
以上、おせっかいも含めた、「iPhoneとAndroidはどう違う?」に関する考察でした。
...、iPhone、Apple信者の人に、怒られそうで怖い、この記事(爆
久しぶりのBlog投稿。
べったべたなテーマです (^^)
最近、自分自身でも、そして他の方が、
「iPhoneとAndroidってどう違うの?」
という質問を受けて(もしくは行って)いる様子を目にする機会がたびたびありました。
それだけ、スマートフォンが普及している証のひとつなんでしょうけど。
僕なりに、この質問に対して、二種類の回答を綴ってみようと思います。
◇いわゆる、初心者の方に向けて
回答例:
もっとも残念な回答(笑
そもそも、「OS」なんて言葉をきちんと理解している人は、こんな質問をしません。
もうひとつ。
「Android」と「iPhone」って言葉で混乱しているのに、さらに、「Google」とか、「Apple」って新たな謎ワードを説明に投入するのは、質問者本人の混乱を深めるだけですね。
意外とありな回答例。
乱暴で粗雑な回答だと思うんですが、このように回答されて、意外と初心者質問者さんは納得するんですよね。僕自身、このような回答をしている人を見てヒヤヒヤしたことがありますが、質問者当人の納得顔を見ると、意外とありかと。
ただし。
この回答には穴があります。続けて、「じゃあ、サムスンとはどう違うの?」って聞かれると、意外と回答に困ります(困ってました)。結局、OSのことを説明せざるを得なくなるからですね。
これは、僕が行う回答です。
僕の場合、立場上適当に詳しい説明をする必要があることもあって、このように説明しています。
この後に続けて、
「だからAndroidは、シャープだったりサムスンだったり、いろいろあるんだよ」
と話します。でも、これも、
「じゃあ、iPhoneでもdocomoだったりSoftbankだったりするのはなんで?」
って聞かれると、説明は複雑にならざるをえないんですけどね。
僕が思うに、いわゆる初心者の人が混乱するのは、「OS」って概念なんですよね。
そこを上手くごまかしてあげるのが、この回答のツボじゃないでしょうか。
今回、初心者向けの回答として、iPhoneとAndroidの違いを説明しましたが。
次回は、ビジネス導入も含めた中上級者向けに、僕自身が考えるiPhoneとAndroidの違いを書きたいと思います。
本日、株式会社サテライトオフィスさんが開催された、Google Maps Coordinate のセミナーに参加してきました。
サービス内容はこれからきちんと精査していくとして、とりあえずの印象をまとめます。
(※なので、誤った印象もあるかもしれませんがお許しを)
最初に感じたのは、「GPS
Punch!」などの位置情報を用いたビジネス管理ツールと同等だなということ。今夏終了した、「Google Latitude」の後継サービスかと思ったのですが、味付けがだいぶ違いますね。
主なサービス内容を挙げると...
なんか、言葉にするとわかりにくいですが。
Google Maps Coordinateとは、ロケーションフリーに社員たちの行動を管理し、かつ上司からの指示、部下からの報告などのビジネスコミュニケーションを円滑に行うための、ジオロケーションサービス....、ってとこでしょうか。
おもしろいなと思ったのは、「ジョブ」の住所をキーに、「ジョブ」の各ユーザーへの割り当て、順番を最適化することができること。各「ジョブ」の住所を精査し、もっとも効率的に回る(仕事をこなす)順番をボタンひとつで算出する機能で、まさに運送システムにおける自動配車機能と同じ。
逆に言えば、運送以外の普通の仕事で、これが重宝する機能なのか僕は疑問。
残念だったのは、他のGoogleサービスとの連動が現時点ではほとんど未実装と思われること。
例えば、こんなことはまだできないみたいですね。
おそらくは、これから実装されていくものなんでしょうけど。
Googleの本質、もしくは魅力って、「こんなサービス考えたんだけど、ほら、皆さんはどんな風に使いますか? (^_-)」みたいなワクワク感じゃないかと思ってます。
正直、今日のセミナーからは感じられなかったかなぁ...
試用ができるみたいなので、使ってみてまたレポートします。
今週金曜日(2013年11月22日)、横浜で行われる湘南ビジネス創造倶楽部の11月例会にて、セミナーを行わせていただきます。
※例会の案内はこちら
https://www.facebook.com/events/215927721916904/
セミナーへの参加をご希望される方は、上記から参加表明いただくか、もしくは当社Webサイトのお申し込みからご連絡ください。
タイトルは、『「自転車」を例に学ぶGoogle活用法』。
仲間とサイクリングにいくケースをネタに、Googleの各種サービスをわかりやすくご案内したいと思います。Googleは、言わずもがなの検索サービスから、gmail、マップ、カレンダー、ドキュメント、SNSなど多岐にわたってさまざまなサービスを提供しています。本セミナーでは、サイクリングの計画を立てる/実施する/振り返るといった場面を例に取り、これらGoogleサービスを俯瞰的にご紹介したいと思います。
本セミナーのテーマは、前述のとおりGoogleサービスを分かりやすく紹介することですが、「ITリテラシーデバイド」を裏テーマとしています。
今回のBlogでは、セミナーに先立ち、この「ITリテラシーデバイド」について、書きたく思います。
1996年に、「デジタルデバイド」という言葉が生まれました。これは、当時の アメリカ合衆国副大統領であるアル・ゴアが発言したものと言われています。
その詳細は、ウィキペディアやIT用語辞典をご確認いただきたいのですが。
簡単に言えば、デジタルデバイドとは、パソコンやPDAなどの情報機器、インターネットなどを使いこなすことが出来る人と、使いこなすことが出来ない人の間に生じる、社会上の立場や待遇、収入などの格差を指します。PCを使いこなす人は、社会上アッパーな職業につき、たくさん給料をもらっているけど、そうじゃない人は収入が低い。そんな格差が広がり始めているとの問題提起がなされ、2000年の沖縄サミットでは議題としても取り上げられました。
余談ですが。
デジタルデバイドという考え方における、情報機器やインターネットを使えない人の中には、視覚障害者も含まれています。目が見えない、視力が極めて弱い、色覚異常があるなどの方々は、仕様や機能の整備不足により、使いたくてもPCなどの情報機器や、ホームページを利用することが難しい。そういった視覚障害者の方々を、デジタルデバイドに陥らせないために、WebバリアフリーやWebアクセシビリティという考え方が生まれ、結果としてJIS X8341-3の整備につながりました。
興味のある方は、ぜひこちらも調べてみてください。
「天才はシステム構築に向かない」これは私が以前やらかした手痛いミスの話。
某商社にて構築したシステム。商品情報をWebに掲載し、その意見や感想をお客様と会話できるシステム。今風に言えばCRMですが、当時はまだCRMも一般的ではなかったころのこと。
先鋭的で画期的。お客様社内外を問わず、極めて高い評価を頂いたが、結局実運用されることはなかった。
理由は明確。件のシステムは、あるTOP営業マンの理想を具現化したものだったが、その発想に、他の営業の方々がついてこれなかったことが原因。
そのシステムを使いこなすためには、件のTOP営業マンと比肩しうるだけの技量や才覚、つまり営業マンとしての才能が必要だった。残念ながら、これを満たす人材が他にいなかったがゆえの失敗だった。
最高の性能と効果を求めてシステム開発を行うポリシーは良い。でも、現状の業務プロセスを検証し、運用な可能な仕様に適正化しないと、宝の持ち腐れシステムの一丁上がりという顛末に陥ってしまう。
新システムに過大な夢と期待を抱いて、しかも机上の空論で、実運用に関する考慮が足りないと、このような失敗を引き起こす。天才、と書いたが、同様のケースは現場を知らない、役員や社長クラスが主導したシステム開発でも起こりうる、もしくは起こっている話だと思う。