またまた間隔が空いてしまいました。ごめんなさい。
2020年8月~2023年5月の執筆実績です。
ビジネス+IT
- インフレの元凶は「物流費」なのか? 値上げできた運送会社が“たった5%”の深刻事情
- 完全自動化が物流の最適解と“言えない”ワケ、澁澤倉庫で見た「理想的な倉庫」とは
- 2万5,000円が3,000円に!? 運送業界ではびこる「バカげた運賃」はなぜ起きる?
- 100億円の損失も…壊滅的な被害を生む倉庫の大火災、元凶は物流企業? それとも荷主?
- 物流業界で需要急増の配車システム、「安い」が通用しない“独特すぎる”理由とは
- 効率化すると“激怒”される? ITベンダーにだまされている? 物流DXの不都合な真実
- 再配達で「年2億時間&1,000億円」がムダに…? それでも“タダ”が続くおかしな理由
- 湾岸倉庫で始まる“まさかの異変”、モノタロウは「あえて内陸」で物流最適化のワケ
- 「モノが届かない」ヤバい現実…物流の2024年問題で“もっと最悪”な事態が訪れる?
- 冷食ブームの裏で進む「物流倉庫の大変化」、賃貸を選ぶしかなくなった“切実事情”
- 罵倒に取引解消も…「働きたくなる会社」を目指した、ある運送2社の驚きの行動とは
- 自動運転でトラックドライバーはどうなる? 次の職が見当たらない“厳しい未来”とは
振り返ってみると、意外とIT系の記事が少ないですね。
理由はふたつあります。
ひとつは、「物流の2024年問題」が来年に迫っているので、「物流ビジネスを改善する」あるいは「変革する」といった記事が、どうしても多くなっていること。
もうひとつは...、物流従事者って、やはり総じてITに苦手意識を持つ人が多いので、「ITを活用した改善・変革活動」といったテーマって、あまり読まれない傾向があります。
僕も、まがりなりにも「物流業界を良くしたい」と思って独立起業したひとりです。
「物流の2024年問題」を筆頭とする物流クライシスが、さしせまっている今、「伝わりにくい記事」よりも、「伝わりやすい記事」(もしくは「つたるべき優先度が高い」と判断した記事)を優先すると、IT系記事は減ってしまいますね...
Merkmal
- 「スーパーに行けば何か買える」を当然と思うな! 物流危機で露わになった運送会社の不断の努力、2024年問題は「宅配問題」だけではない
- 「卵」品薄騒動は運送会社にも大ダメージ! 2024年問題に見る、消費者そっぽ向きな辛らつ物流事情とは
- 「年収さえ上げれば、トラックドライバーは増える」は間違い! 運送業界を停滞させる複合要因、求貨求車サービスの課題から考える
- 「ろくな運送案件がない」 物流“求貨求車サービス”が抱える大きな問題、運賃の地域格差も浮き彫りに 帰り荷少なきゃ赤字覚悟の現実だ
- 「大型トラックの最高速度を100kmに」 国民・玉木代表の発言が現場知らずの「甘ちゃん」である3つの理由
- 運送会社が今こそ強化すべき「営業力」 あなたは、理不尽な荷主に「お断りします」と言えるか?
- 運送会社の「営業担当」はなぜ成長しないのか? 背後に古びた業界構造 新規案件つぶされ、雑用要員も――という絶望
- 「東京を自転車天国に」 小池都知事の人気取りっぽい発言が、意外と的外れじゃないワケ
- 「荷主にもペナルティー」 国の新方針を物流企業が能天気に喜べないワケ
- 運送会社は結局、荷主のコマなのか? 意見すれば「順番飛ばし」の嫌がらせ 政府ペナルティー方針発表も 2024年問題乗り切れるのか
- 物流は消費者に商品を運ぶだけじゃない! ごみを資源に変える、ほとんどニュースにならない「静脈物流」を知っているか
- トラックドライバーをタダ働きさせる「パレット回収」の闇! カネにならない物流こそ光を当てるべきだ
- 「ウーバー」「アマゾン」は配達員を軽く見ているのか? 酷使が招くビジネスモデル崩壊、元経験者も「タクシーのが楽で儲かる」の本音
- 東京都は箱物行政を今すぐ止め、「船で通勤」のインフラ整備に注力すべきだ
- 「船で通勤」は本当に普及するのか? 絶景味わえても課題山積、実際に通勤してみた
- 自転車運転、ヘルメット無しでは致死率「1.6倍」だった! 4月の着用「努力義務化」から見える交通行政の怠慢ぶり 利用者はまず意識向上を
- 「ママチャリ + ヘルメット」は確かにダサい! でも着用「努力義務化」まであと数か月、今こそ正しい道交法を知るときだ
- 個人が宅配を始めても「ドライバー不足」は全然解消しない! そもそも「運送 = 宅配」は完全な間違いだった
- トラックドライバーの事故が続発! ピンチの大手物流会社が「ヒヤリハット」を94%減できたワケ
- 運転中のドライバーを襲う「意識不明の事故」 プロドライバーさえ防げない悲劇、その根本原因とは何か?
- わずか数年で会社員に出戻り! 独立「軽貨物ドライバー」に立ちはだかる資金繰りの壁
- 独立したのに超絶ブラック! 物流の救世主「軽貨物ドライバー」を辞める人が後を絶たないワケ
- ドライバー業界の行政処分、半数近くが「点呼違反」だった! もはや異常事態か、人手不足の現場を救う新制度とは
- 「18時間も会社にいる」 中小運送社長の届かぬ悲鳴、ドライバー業界を悩ます「点呼問題」の闇とは
いろいろな記事を書きましたね、我ながら...
Merkmalは、Yahoo!ニュースにも配信されています。ビジネス+ITも配信されますが、Merkmalは、Yahoo!ニュースにも記事が残り続けます。
Merkmalに限った話ではないのですが、僕が書く記事の7割くらいかな?、物流従事者と思しき人から叩かれますね。
断言しておきますが、僕は物流業界の「中の人」におもねる目的で記事は書きません。
物流ライターを自称する人の中には、ほぼ無条件で「物流従事者ってかわいそうでしょ?」という、「中の人」の自己憐憫感情に訴える記事ばかりを書く人もいますが、僕が書き続ける目的は、物流業界を良くすることですから。
結果として、「物流従事者って、こんなに大変なんですよ」「物流企業って、こんなに虐げられているんですよ」という記事を書くことはありますが、それは物流業界を良くするために必要だと思うからです。
今後も、想いは変わりません(ヤフコメ等で叩かれれば、凹みますけどね)。
LOGISTICS TODAY
- NEC系、TMS・WMSの導入状況や課題など独自調査
- 安全こそ核心、躍進運送会社が語る必須設備
- 安全教育の「手詰まり感」を脱却した大和物流
- 荷役近代化のDNAが、伝票電子化に取り組む理由
- 「課題はどこに?」、悩む物流担当者への処方箋
- 本当に満足できる配車システムを見つける方法
これらはすべて広告記事です。
物流IT系が4本、HW系が1本、教育・人材系が1本です。
広告記事と聞くと、「無理やり褒めて、さらに宣伝につなげて、大変ですねぇ」なんて皮肉(...?)を仰る人もいますけど。
僕は広告記事は大好物ですし、そもそも、これらの記事で取り上げた製品やソリューションは、どれも素晴らしいものです。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
CBRE
- 値上げ交渉がうまくいかない理由を、人間心理から考える
- 「物流従事者は、物流のプロなのか?」、今求められる物流のプロの資質を考える
- 「あなたのブツが、ここに」(NHK夜ドラ)が世に問うた、サービス業化するトラックドライバーの課題とは?
- 「今こそ考えたい」、物流企業に経営ビジョンが求められる理由
もっとも印象的なのは、「あなたのブツが、ここに」をネタにした記事ですね。
もちろん、物流に関わるものとして、「ドライバーが主人公のドラマが放送されるなんて!?」という喜びはあります。でもそもそも、良いドラマでしたね...
僕も、何度も感涙しました(歳を取ると涙もろくなりますね 笑)。
+Automation
※以下はすべて導入事例記事
- 「進化を続ける『t-Sort』」──「t-Sort 3D」によりさらなる進化を遂げた澁澤倉庫のポイントは、RaaSにあった
- 「未来への投資」──売れる「物流商品」を生み出す第一歩として、遠州トラックが「t-Sort」を選択した理由
- 「OPS(Order Picking System)」で「t-Sort」の新たな可能性をひらく──富士ロジテックホールディングスが、+Automationとともに創る競合差別化のストーリー
- 「一日に240時間の工数削減を実現」──センコー印西第二ロジスティクスセンターが「t-Sort」をスピード導入、パンク寸前の現場を劇的に改善したストーリー
- 「ロジスティクス・テクノロジー(LT)×ITで物流を進化させる」──SBSリコーロジスティクスが「t-Sort」に期待をかける背景
- 「驚異的な導入スピードと手厚いサポートに驚き」──山善は、なぜ一日最大2万個の商品出荷を4人で行えるのか?
導入事例記事を6本書かせていただきました。
普通、事例記事というと、「◯◯を導入した結果、△△という効果が得られました」というROIが軸となりますが、実はこの事例6本のうち、いくつかはROIが出ていません。では、ROIが出ていないのに、なぜ導入したかと言うと、それは「未来への投資」なわけです。
現在、「物流の2024年問題」を筆頭に、物流クライシスが騒がれ、そしてこれまでにないほど、物流ビジネスの変革機運が高まっています。ただし、当然皆さま手探りですし、また最初から望むような結果が得られるわけでもありません。
ただし、「望むような結果」を得るための、道筋や見通しは欲しいですよね。
あえてどの記事かは申し上げませんが(ぜひ読んで、ご自身で確かめてください)、この「物流変革への道筋・見通し」が立っているから、導入事例記事として成立しているわけです。
僕自身も、とても勉強になりました。
モノフル
自分で言うのもなんですが、良い記事です。
本記事は、もちろんトラック予約受付システム『トラック簿』の導入事例記事なのですが、ビジネス記事として読んでも、たくさんの学びがあります。
ワークマンが躍進している理由、あるいは空気感のようなものが、この記事からは学びとれるはずです。
ますます、ワークマンが大好きになりました。
秋元通信&和泉通信
秋元通信
和泉通信
- 「運送会社が荷主を選ぶ」時代へ──荷主目線で「物流の2024年問題」を考える
- 気泡緩衝材エアセルマット、「ほんとうの意味での環境貢献」につながるリサイクルの取り組み
- 新プラ法に先駆け、製品プラスチックの回収と再資源化を進める日野市の取り組み
秋元通信(秋元運輸倉庫オウンドメディア)については、今年に入ってから雑談記事1本、物流関係トピック1本の2本体制で配信しています。
これは、秋元通信にはビジネス+ITの僕の連載(「日本の物流現場から」)からの流入読者もいるため、物流関係の記事も配信していこうと考えたからです。
和泉通信(和泉オウンドメディア)は、環境関係のネタが増えてきましたね。
これは、和泉社が環境対策にチカラを入れているから、このような方向性になってきています。
企業のオウンドメディアって、難しいです。
当然、自社の宣伝も入れたいという下心(とあえて言いましょう)はあります。
だけど、宣伝だけだと読者が離れてしまいます。
だからこそ、読者からすれば、学びがないオウンドメディアは魅力が薄いですし、何よりも、会社のファンにもなってくれません。
ここに挙げた記事、特に和泉通信の記事は、学びと宣伝の塩梅が良い感じだと自負しております。
今後とも、ぜひ僕の執筆記事を御覧ください。
よろしくお願いいたします。