2021年7月~9月に執筆した記事をまとめました。
前回の投稿以降に公開された記事なので、6月に公開された記事も含みます。
ビジネス+IT
解説記事
連載「日本の物流現場から」
- 「無事故」を当たり前にするために…高ストレスのトラックドライバーを誰が守るのか
- 「物流の2024年問題」とは何か、ドライバーの収入が下がる?荷主側への影響は?
- 中継輸送とは何かわかりやすく解説、事例やメリットは?なぜ国交省が期待するのか
解説記事については、すでにご紹介済みの「ゼロからわかる『DMP』入門、CDPとの違いやサービス一覧をまとめて解説」とあわせて、まとめて3本、インティメート・マージャー 簗島亮次代表取締役社長にインタビューさせていただき、執筆しました。
また、中継輸送記事については、後編となる課題考察編が、来週公開されます。
今回、ご紹介する「ビジネス+IT」執筆記事では、物流の2024年問題については、多くの方に知って欲しいと考えています。僕の記事じゃなくていいので。
ひとつ言えるのは、物流の2024年問題って、もはや構造的にトラックドライバーが稼げない職業であることを決定づける転換点なんですよね。
これは、労働集約型の労働である限り、もはや逃れようがありません。
NOC BPOブログ
この記事に対する、さかたの考察として、以下記事を執筆しています。
また、NOC 津久井副部長とDXについて対談した記事が、NOCのBPOブログと、Logmi Bizの両方に掲載されています。
- DXを考える上で、覚えておきたい「3つの対立軸」とは?~議論百出のDXだからこそ、「自分の進むべきDX」を見つけるためのヒントを求めるあなたのために~
他にも、ワーケーションについて書いています。
NOCさんからは、いろいろなお題をリクエスト頂くので、おもしろいですね。
ワーケーションを管理部門の目線から考えた記事は、BPOのリーディングカンパニーである取り組んでいる同社ならではのテーマでしょう。
LOGISTEED CAFÉ (日立物流)
日立物流さんのオウンドメディア『LOGISTEED CAFÉ』(ロジスティードカフェ)でも執筆をさせていただきました。
本記事は、展示会レポートの体をとった、日立物流さんのソリューションに対する解説および考察記事となっています。
SSCVのみっつのソリューション(Safty、Smart、Vehicle)のいずれも、とても素晴らしいですね。
SSCV-Safetyについては、「『無事故』を当たり前にするために…高ストレスのトラックドライバーを誰が守るのか」(ビジネス+IT)でもご紹介しました。
どうしても、勘や経験に頼った判断や思考が先行しがちな物流ビジネスにおいて、定量的かつ仕組みで課題を解決しようという試みが素晴らしいです。
LOGISTICS TODAY
- 配車業務の属人化を解消する「ハコベルコネクト」
- トップランナー「ULTRAFIX/TMS」が愛される理由
- 構造計画研究所、科学的アプローチで挑む物流課題
- 「トラック簿」がTOTO物流施設の入出庫を大幅改善
- 運送会社のスマホ活用を支える「CLOMO MDM」とは
- プロドライバーは完璧じゃない、西濃の事故抑止策
- 西濃運輸の営業DX、データ分析ツールで提案力強化
- WMSの選び方、ポイントは「ヒト・モノ・カネ」
どれも提灯記事(広告記事)ですが、とても興味深かったです。
現在、DX真っ盛りですが、これらの取材を通して感じたのは、ベンダー側がお客さまと寄り添うことの大切さです。
結局、どんな優れたシステムも、ベンダー側のサポート力、もしくは協働する意識があってこそ、進化を発揮できることをあらためて感じました。
『秋元通信』&『和泉通信』
秋元運輸倉庫さんの『秋元通信』、和泉さんの『和泉通信』です。
記事の一覧は、こちらをご覧ください。
反響が大きかったのは、以下記事でしょうか。
何度かご相談を頂いたこともあり、記事にしました。
ですが、相談頂く方って、だいたいが「できれば公表したくないのですが...」方向の相談なんですよね。本記事を読んで、再考していただきたいと思います。
営業ってしんどいですよね。
だからこそ、「効率の良い営業を行いたい」と考える気持ちは、もちろん理解できます。
ですが、一方で、営業って筋トレと通じる部分があると、僕は考えています。非効率と思えても、ある程度数をこなさないと、優秀な営業にはなれないと、僕は考えています。
これも、ご相談頂いたことをきっかけに書いた記事です。
物流ビジネスの構造がゆらぎ始めている...
「物流に関わるすべての人は、10年後に同じビジネスが通用するとは思わないほうが良い」── これは、これから公開されるある記事に書いた言葉です。
物流業界の先輩の中には、「俺は、30年間物流業界にいたが、物流の仕事は基本変わらない。だから物流DXだのなんだの言っても、本質は変わらない」と断言する方がいます。
何をもって本質と言うべきかは議論があるところですが、これから物流が大きく変わっていくのは、間違いがないことでしょう。
自動運転、自動倉庫、フィジカルインターネットなど...
物流ビジネスの構造を揺るがしかねない大きな変化は、すでに始まっています。ちょっと悲しいのは、その多くがこれまで堅実に物流業界を支えてきた、運送会社や倉庫会社からのムーブメントではなく、物流ベンチャーや荷主サイドからのムーブメントである点ですが。
次の執筆事例ご紹介投稿では、「物流ビジネスの構造を揺るがしかねない大きな変化」をご紹介する記事をいくつかご披露することになりそうです。