良薬口に苦すぎて、病気がひどくなることだって... 【 コンテンツマーケティングの話 】

 

「良薬口に苦し」

→ よくきく薬は苦くて飲みにくい。本当に自分のためを思ってしてくれる忠告は,ありがたいが聞くのがつらい。(Weblioから)

 

だけど、良い薬だって、副作用はあるわけです。

例えば、タミフルなんて、インフルエンザに守り神的な崇められ方(言い過ぎ? 笑)をされていますが、児童、幼児に処方した場合、異常行動を起こすなんて悲劇的な事故も発生しているわけですし...

 

今回、コンテンツマーケティングに関し、とても良質な記事を見つけました。

 

「ただし...!」というところで、その記事を肴に、僕の考え(ポリシーかな)を綴ってみます。

 

 

 

コンテンツマーケティングはWebサイト制作の本質。小手先のSEOのように丸投げで済むと思うな!

| Web担当者Forum

http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2015/03/04/19322

 


すごくよくできていて、かつ良心的なコンテンツ主義Webサイト構築に関する記事です。

筆者さんの、「お客様のために、よいWebサイトを作るんだ!」という気持ちと実践力は、たぶん本物。


筆者さん率いるキノトロープという会社は、きっと良い会社であり、そして一流のWeb制作会社なんでしょうね。


これは皮肉でもなんでもなく、本気でそう思っています。

 


でもね...

僕は、こういう仕事の仕方はできませんね。

それは単に今の僕が野良犬だから...、ということではありません。


簡単に言えば、ここに書かれた方法論は、選ばれたお客様にしか実践できない方法だから。

難しい言い方をすれば、記事中の方法論は、お客様の限定合理性と認知限界を考慮していないから。


 

最上の選択というのはあります。

それは、Webサイト制作に限らず、どんなサービス、製品でも同様。

アタリマエですね。


だけど、最上の選択は、相手を選ぶのも現実。


例えば。

シンデレラストーリー的な、もしくは「プリティ・ウーマン」でもそうだけど。

今まで庶民な生活をしてきた人が、いきなりセレブの世界に放り込まれて、どうなりましたか?

困惑していましたよね。

 

「最上」と「現状」の間に乖離がありすぎる場合、いきなり「最上」に触れるのは、良いことでしょうか?

少なくとも、僕は必ずしも良いことではないと考えます。

 

Webイコール会社案内であった会社に、いきなりWebマーケティング最強の武器を渡したって、使いこなせないどころが、悪影響しか与えません。

短期的には結果につながっても、中長期的には、どこかで齟齬が生じ、最悪破綻するのではないでしょうか。


お客様と制作会社(もしくはコンサル会社)における、「良いパートナー」という定義は難しいですね。


もちろん、先の制作会社さんのように、お客様に対して徹底的に高みを目指させる、というのもひとつの「良いパートナー」のスタイル。

ただ、僕のやり方は、長期的な目線で、相手の成長に歩みを合わせスタイル。


そして、共に成長できれば、なおさらハッピーです。


Webマーケティングに限りませんが。

僕のスタイルは、相手の身の丈+アルファの、無理しすぎない範囲の成長を提案することを心がけています。

 

 

以下、繰り返しになりますが。


タミフルは、成人に処方する場合には良薬。

でも、幼児、児童に処方する場合には、リスクが存在します。

 

一流の会社、特にコンサル会社というのは、相手を選ぶことができます。少なくとも、ある程度、自分基準でのフィルタリングをすることは可能なわけです。


一方で、一流コンサルに相手にされない(もしくは仕事を依頼することが難しい)会社はどうすればいいのか?

 

良薬を良薬のまま処方するのではなく、身の丈にあったスタイルに再調合してくれるパートナーが必要ではないかと。

そして、僕の目指すスタイルであり、パートナーシップはそこにあります。

 

 

しつこいいようですが、件の記事は、とても良い記事です。

僕もとても勉強になります。

 

だからこそ、刺激されて、弊社の主戦場である「物流」からはみ出たBlogを書いてみたくなったわけです。

 


 

以下余談です。

起業する前、こんなBlogを書いたことがあります。

 

「天才は、Webアプリケーション開発に向かない?」

 

とても優秀な営業さんのアイディアを具現化したWebアプリを開発したら、部下、同僚はおろか、先輩すら、誰も使いこなすことができなかったという、僕の失敗談を書いています。

 

豊かな才能を持った先人の器を引き継ごうとすると、先人以上の器の大きさが必要となりますね。

そうじゃないと、先人の知識や経験が溶け込んだスープは、器からこぼれ落ちてしまいますから。

 

そんな、イメージです。

 


良い物を目指すための方法論は、必ずしも「直線」ではないのではないでしょうか?


最上の良薬を求めるばかりが、あなた(貴社)にとって、唯一の道ではないことは確かです。


本記事を気に入っていただけたら、ぜひFacebookページにも「いいね!」をお願いします。

 

新しい記事更新のお知らせも受け取ることができます。