GPSロガーの楽しみ方

左が、SONYのGPS-CS1K。右が、ユピテルのASG-CM12。
左が、SONYのGPS-CS1K。右が、ユピテルのASG-CM12。

土曜日なので、閑話ネタです。

 

僕は趣味で自転車をやっています。タイヤの細い、ドロップハンドルの「ロードレーサー」というやつでサイクリングに出かけたりするわけです。

 

自転車乗りや、登山をする人などに人気のツールとして、「GPSロガー」があります。今回は、「My Tracks」というGPSロガーについて、ご紹介します。

 

GPSロガーとは、GPSを利用して移動履歴を記録するツール。ガーミンやユピテルなどが発売している専用機器タイプと、スマートフォンで利用するアプリタイプなどがあります。たいていのGPSロガーの場合、データ(GPSログ)をPCなどを介して、地図上に移動履歴(経路)を表示させる機能がついています。

 

以前は僕自身、SONYのGPS-CS1Kや、ユピテルのASG-CM12という専用機器を使用していましたが、今は「My Tracks」というスマートフォン・アプリを利用しています。

 

 

専用機器タイプ、スマートフォン・アプリタイプ、それぞれGPSロガーとしては、一長一短があります。

  良い点 悪い点
専用機器タイプ   

機能が豊富。
稼働時間が長い(バッテリーの持ちが良い)。

サイクルコンピューターや、心拍計など、拡張性の高いものもある。

高価である。

他サービスとの連携が悪い、もしくはし難い。

機器が少ない(選択肢が少ない)。

スマートフォンアプリ   

安い(無料のものも多数)。

選択肢が豊富。

サイクルコンピューターや、心拍計など、拡張性があるものも。

GPSの精度は、こちらのほうが高い(気がする)。

稼働時間が短い(スマホの電池を激しく消耗する)。

色々やろうとすると、それなりにITおたく的なスキルが必要になる。

話が少しずれますが、そもそも、GPSロガーを用いて、自分の移動経路=サイクリングで走った経路を記録したいという行為の目的は何でしょう?

「せっかく走ったルートを記録に残しておきたい」、それもあるでしょう。

「どこを走ったのかよくわからないから、後から走った道、場所を確認したい」、特に、誰かに先導してもらう集団サイクリングではアリですね。

 

僕の理由は...

「自分の走ったルートを人に見せびらかしたい!!」

これです(笑)

 

広く世間に、「俺はこんなルートを走ったんだ!!」と自慢したいという目的で、やはり汎用性が高い地図サービスは、GoogleMapsか、ルートラボでしょう。ガーミンなど専用機器タイプに付属の地図サービスでは、同じサービスを利用している人ならばともかく、世間に広く自慢する上ではあまり適当ではありません。

 

その点、スマートフォン・アプリである「My Tracks」は、スマホアプリ側の操作でGoogleMapsへの移動経路投稿が完了します。

これが、「My Tracks」のルート履歴画面。

先日サポートライダーとして参加させていただいた、「東京夢舞いポタリング」の時の走行履歴です。


 

 

 

GoogleMapsへの投稿はこんな感じ。

 

「エクスポート」から、「Googleマップ」を選択すると、スマホに登録されているgmailアカウントのマイマップに登録されます。

 

「My Tracks」自体が、Googleが作った公式アプリなのでここらへんの連携もスムーズなのでしょう。

 

ちなみに、マイマップへの投稿だけでなく、KMLはもちろん、GPX、CSVなどの形式でもログをエクスポートできるため、色々なアプリ、サービスへの投稿も容易です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に、「My Tracks」を利用して取得した移動履歴は、以下のようにGoogleマイマップ上に表示されます。



より大きな地図で 夢舞いポタ 本番 を表示

 

自転車に乗っていない友人に、自分のサイクリング話を自慢するとします。

「国立競技場をスタートして、明治通りを走り表参道を経由して246に入って三宅坂から皇居脇の抜けて、有楽町、銀座、晴海を走り抜けて*@++&%$%&%#*....、結局フルマラソンと同じ距離走ったんだ~」
なんて話したって、伝わらないわけですよ。

 

それが、

「国立競技場をスタートして、フルマラソンと同じ距離走って、また戻ってきたんだ。コースはこんな感じ!」
って言えば、より効果的に、自分の走ったルートを見せびらかすことができるわけです。

 

 

こんな感じで、僕は趣味の自転車を、より楽しむためにGPSロガーを利用しています。

 

このネタ、もう少し広げようかな(笑
たぶん、次に続きます。