配車マンの資質 ①

「配車マンは、ドライバー経験者が行うべき職務である」

当然だと思われてきた、もしくは実行されてきた考え方だけれども、ちょっと再考しても良いかもしれません。

 

ある日突然、会社の大黒柱たる配車マンが他界。配車業務は彼に任せていたので、代理はいません。

実際に、とある運送会社が直面した事態です。

 

その運送会社では、急遽ベテランドライバーを配車マンに抜擢。

ところが1ヶ月後、彼はドライバーに戻りたいと直訴してきたそうです。

 

突然の不幸により、混乱をきたす会社業務。そのただ中に、引継もなく放り込まれた元ドライバー。分からないことがあっても、頼れる前任者は亡く、不安だらけの新任配車マン。

 

不満と不満と不安にさらされる彼は思い出します。

そもそも、事務仕事が嫌で選んだドライバーという職業。PCなんて今更覚えられる訳もないし、覚える意欲もない。

 

慌ただしい事務所内。

「トラックに乗ってれば、独りで気楽だったのに...」 

ついに我慢が出来なくなった彼は、ドライバーに戻りたいと、社長に直訴したそうです。

 

誰を配車マンにするべきか、これは運送会社にとっては、大問題。配車マンとは、言わば船頭のような役目ですから。

 

次回、ドライバー経験のない人材を配車マンにした例を取り上げます。

 

※本記事は、以前 https://www.facebook.com/torasapo に投稿した記事の再投稿です。

 

「配車マンは、ドライバー経験者が行うべき職務である」

当然だと思われてきた、もしくは実行されてきた考え方だけれども、ちょっと再考しても良いかもしれません。

 

ある日突然、会社の大黒柱たる配車マンが他界。配車業務は彼に任せていたので、代理はいません。

実際に、とある運送会社が直面した事態です。

 

その運送会社では、急遽ベテランドライバーを配車マンに抜擢。

ところが1ヶ月後、彼はドライバーに戻りたいと直訴してきたそうです。

 

突然の不幸により、混乱をきたす会社業務。そのただ中に、引継もなく放り込まれた元ドライバー。分からないことがあっても、頼れる前任者は亡く、不安だらけの新任配車マン。

 

不満と不満と不安にさらされる彼は思い出します。

そもそも、事務仕事が嫌で選んだドライバーという職業。PCなんて今更覚えられる訳もないし、覚える意欲もない。

 

慌ただしい事務所内。

「トラックに乗ってれば、独りで気楽だったのに...」 

ついに我慢が出来なくなった彼は、ドライバーに戻りたいと、社長に直訴したそうです。

 

誰を配車マンにするべきか、これは運送会社にとっては、大問題。配車マンとは、言わば船頭のような役目ですから。

 

ドライバーを配車マンにすることは、資質からももっとも適正な選択と思われがちです。

ただし、少なからずこのような経験をしている運送会社もあります。

 

次回、ドライバー経験のまったくない人材を配車マンに採用した例をご紹介します。

 

 

※本記事は、以前 https://www.facebook.com/torasapo に投稿した記事の再投稿(一部加筆あり)です。