四谷怪談のおはなし

秋元通信に、『実はお岩さんは良妻賢母だった!? 四谷怪談の真実』なんて記事を書きました。

実は、2015年に当ブログでも同じネタを取り上げています。

 

ネタの使い回しじゃないかって?

まあ、否定はできませんけど(笑

 

今回は、その裏話をご紹介します。

 

微妙に内容が違います。

今回、あらためて調べて分かった事実を追加しています。

 

秋元通信は、メルマガにて月に二回配信しています。お盆前の時期は、どうしても既読件数が減るんですね。

これは、きっとお盆休みが分散してきていることが最大の原因じゃないかと考えています。

 

その対策というわけではないのですが、この時期はちょっとゆるめの記事をお届けするようにしています。

 

 

もうひとつ、ではなぜ四谷怪談を取り上げたのかと言うと。

2015年に記事を書いた後、2016年大晦日~2017年にかけて、年越し初詣にでかけたときのことです。ふと思い立って、於岩稲荷田宮神社に立ち寄ったところ、現在の田宮家ご当主である神主さんにお会いできたんです。

 

神主さんがひとつひとつ手書きされているお言葉。自由に持ち帰ることができます。
神主さんがひとつひとつ手書きされているお言葉。自由に持ち帰ることができます。

 

神主さんと少しお話ししたんですが、その時、歴史に残る家系の方とお話ししているという事実に純粋な感動を覚えました。もちろん、神主さんのお人柄あってのことなのですが。

 

2015年に書いた記事は、あえて浅く書いています。もうひとつの於岩稲荷、陽運寺が昭和につくられたことなど、あえて書くことではないと考えたことが理由のひとつです。わざわざディスるような内容を書かなくても...、と当時は思ったわけです。

 

於岩稲荷田宮神社の神主さんとお話しし、『いつか、もうちょっと掘り下げた記事を書きたいなぁ』と考えが変わりました。事実を書くことは、ディスることとは異なるということに、神主さんとお話しすることで確信を持てたからです。

 

 

『東海道四谷怪談』は皆さまご存知だと思いますが、その主人公であるお岩さんが実在の人物で、また物語とはまったく別の良妻賢母として人々の信仰を集めていたことは、あまり知られていません。

ぜひ、その事実を知り、そして歴史というものの面白みを感じていただければ幸いです。